時間をムダにしない！就職支援セミナーの選び方

就職支援に関するセミナーは数多く開催されていて、こうしたセミナーへ参加することは、就職活動に対するモチベーションを維持するためにも、知識を得るためにも役立ちます。しかし、手あたり次第に参加していたのでは貴重な時間をムダにしてしまいます。

一般的な就職セミナーの内容や、自分に必要なセミナーを見分けるポイントをご紹介しましょう。

一般的なセミナーの内容は？

就職支援セミナーでもっとも一般的なのが、自己PRの方法や履歴書の書き方、面接対策などについての解説が行われるものです。これらのセミナーでは、就活を有利に進めるためのノウハウが学べます。

一度就活を経験している第二新卒者にとっては、既存の知識やすでに身に付いているスキルの再確認になってしまうため、このようなセミナーへの参加は不要である可能性が高いでしょう。

ただし、初心に戻って基本を確認したい場合や、フレッシュな新卒者と同席することで就活への意欲を高めたい場合には、これらのセミナーを活用しましょう。

業界研究セミナーは主催者に注目！

業界研究セミナーでは、業界の動向や主要企業と業務内容の解説が行われ、担当者との質疑応答の場が設けられるなど、専門性の高い内容が学べます。主催者によって特色が異なるため、事前に主催者を確認して申し込みましょう。

以下に、主催者ごとのセミナーの特色を簡単にまとめますので、参考にしてください。

20代の転職相談所の
会社研究セミナーを見てみる

学校主催のセミナー

就職に役立つ技術の習得や資格の取得を目指した専門学校が主催するセミナーです。在校生だけが参加できるセミナーと、外部にも開かれていてだれでも自由に参加できるセミナーがあります。

外部に開かれているセミナーは、多くの場合、学校や講座の案内を兼ねているため、技術の習得や資格の取得をすすめる傾向があります。

また、大学が主催するセミナーもありますが、在学生しか参加できない場合が多いようです。

企業主催のセミナー

主にジョブマッチングを行っている大手企業が主催していて、さまざまな業界に特化した就職活動の攻略法を学べたり、大規模なものになると採用活動をしている企業が個別にブースを構えて自社の紹介をしたりするケースもあります。

特に、複数の企業が参加するセミナーでは、採用担当者や先輩社員の生の声を聞けて参考になり、就活の意欲を高めるのにも役立ちます。

自治体主催のセミナー

セミナーを主催する自治体での就職を希望する求職者向けのセミナーを始め、高齢者や女性などに対象者を絞ったセミナーが開催されています。自治体主催と言っても、企業担当者が参加するセミナーを開催している地域もあり、企業主催のセミナー同様に、採用担当者の生の声を聞ける機会が設けられています。

対象者を定めたセミナーはねらい目！

建築技術者向けやエンジニア向け、20代限定など、対象者を絞ったセミナーも開かれています。対象者が絞られていることで、より的確な知識を得られるようになっています。自分が受講対象者に該当するセミナーがあれば、ぜひ積極的に参加しましょう。

ただし、「女性向けセミナー」のように対象となる受講者の範囲が広いセミナーの場合、セミナーの内容が自分に合っていないこともあるので注意が必要です。自分も「女性」だからと参加してみたはいいが、第二新卒者のような若者ではなく、中高年の主婦に向けた就職情報がメインであったというケースも起こり得ます。

対象者が限定されているセミナーであっても、「受講対象者」だけでなく、具体的なセミナー内容や講師、参加企業などを確認すれば、本当に自分に合ったセミナーであるかを見極められるでしょう。

まとめ

自分が希望している業界の研究セミナーには積極的に参加したいところですが、参加を申し込む前に、受講対象者や主催者、講師と講義内容、参加企業といった詳細を確認しましょう。

それぞれのセミナーのねらいや訴求ポイントがわかれば、自分が参加すべきセミナーは見えてきます。就職支援セミナーを賢く活用して、効率よく就職活動を行いましょう！

• ツイート
• シェア
• LINEに送る