転職活動中、複数選考はできるの？応募企業数は絞るべき？

2018年06月14日

#応募・選考

転職活動中、応募企業数を1社に絞らずに複数選考を受けることは可能でしょうか？何かと大変そうな転職活動を効率的に行って、内定を獲得できるようにするために、事前に知っておいて損のない転職活動情報を紹介します。

転職活動では複数企業の選考を同時に進められる
転職活動で複数選考を受けるメリット
転職活動では応募企業数を絞ることも重要
短期集中の複数選考で効率的に内定を獲得しよう

転職活動では複数企業の選考を同時に進められる

効率的に転職活動を進めていきたいなら、複数選考を受けるのがポイントです。転職活動で1社ずつ選考を受けていると、選考に落ちた場合、振り出しに戻ってしまいます。転職活動をゼロから再開しなければならず、結果的に活動期間が長引いてしまいます。

あるいは「自分が入りたい企業はここだ！」と1社に絞って選考を受けたのに、面接の場で求人情報と異なる条件を提案されたり、就業規則などや社風が想像と違ったりして、自ら選考を辞退したくなる可能性もあります。このような状況になった場合も、転職活動をゼロから再開しなければならず、精神的にも負担になってしまいます。

転職活動を行う際は、事前に複数企業の下調べをし、同時に選考を受けていくのがオススメです。転職活動で同時選考を受けていい応募企業数に上限はありません。誰もが第一志望の企業の内定を得られるわけではないからこそ、複数の企業で同時に選考を受けるのが一般的です。

長期間の転職活動は、体力も精神も消耗してしまいます。ことあるごとに転職活動がストップしてしまうと、次第に面倒に感じて納得のいく企業を見つける意欲を失います。

効率的に企業から内定を獲得するためにも、複数企業の選考を受けることを前提に転職活動を進めましょう。

転職活動の進め方を相談する

転職活動で複数選考を受けるメリット

複数の企業に応募することは、短期間で内定を獲得しやすくなること以外にもメリットがあります。

複数の企業で面接を受けることができるので、求人情報では見えてこない企業の魅力や待遇面などを比較できます。実際に面接官と話してみて明らかになることも沢山あるので、第一志望だった企業よりも魅力的な企業を見つけるキッカケにもなります。

各企業を同時に比較することができれば、それぞれの企業の魅力がより具体的に理解できます。勤務地や給与などの基本的な待遇はもちろんですが、各企業のこだわりや、具体的に扱っているサービスや製品の違いが明確になれば、自分が働きたいと思える企業を見つけ出しやすくなります。

1社ずつ選考を受けている場合、選考に落ちてしまった時のショックは大きいものですが、複数企業の選考を同時に受けていれば気持ちの切り替えもしやすくなります。緊張しがちな面接も徐々に慣れてきて、自然な表情や受け答えができるようになります。

また、企業によって求めている人物像は異なります。自分自身では全く気がついていなかったスキルや経験を評価されることもあります。複数企業の選考を受けることによって、あなたのことを求めている企業に出会える可能性も高まります。

同時に複数の企業を比較しながら転職活動を進めることで、なるべく短期間で内定を得られるだけでなく、転職の志望動機や各企業の魅力なども明確にすることができます。興味のある企業があるなら、応募企業数を1社に絞らずに複数選考を受けてみるのがオススメです。

転職活動では応募企業数を絞ることも重要

複数選考を受ける場合、注意点もあります。

応募企業数を過度に増やすと、1社に費やせる時間が減ってしまうので、企業研究がしっかりできなくなることもあります。特に在職中の転職活動は時間が限られているため、スケジュール調整ができないほどの企業へ応募をすることはデメリットになります。

また、面接の際に、あからさまに他社の選考も受けていることが伝わってしまうと、志望度が低いと判断されてしまう場合もあります。企業側に悪い印象を与えてしまう可能性があるため、面接の場で自ら進んで複数企業の選考を受けていると伝える必要はありません。複数の企業の選考を同時に受けることで、確実に内定が得られるわけではありません。応募書類に不備がないか、そもそも転職しようとしている企業にミスマッチが生じていないかなどは、選考を受ける前にしっかり確認しておきましょう。

各企業を比較検討したいなら、選考に応募するタイミングにも注意する必要があります。1つの企業で内定を得られた場合、内定承諾までの期限は一般的に1週間前後になっています。そのため、なるべく短期間に集中して転職活動を行うことも重要です。

転職活動は効率的に進めましょう！
「働きながら？退職してから？転職活動、効率のよい進め方」