新卒入社後、3年は我慢すべき、とよく言われるのですが、実際はどうなのでしょうか?
20年以上、第二新卒の転職をサポートしてきた実績を踏まえますと「3年という期間に意味はない」と言えます。
目次
「3年」に根拠はない
「石の上にも3年」という有名なことわざがあります。
その昔、冷たい石の上で長い期間辛抱して座り続け悟りを開いた古代インドの聖者がいたそうで、その故事から生まれたことわざだそうです。
ここでいう「3年」とはあくまでも「長期間」という比喩であり、具体的な年月を指すわけではありません。
決して3年という期間に合理的な根拠があるわけではありません。
もっと大切なこと
3年という期間よりも重要なことは、「厳しい環境でも我慢する理由」があるのかどうかということ。
「骨折り損のくたびれ儲け」と言わざるを得ない劣悪な職場環境の中で3年も頑張っていると、報われるどころか心身に不調をきたし取り返しのつかないことなりかねません。
根拠もなく「3年は頑張るべきだ」というアドバイスはある意味無責任だと感じます。
この”2つ”を見極める
もちろん、「長い間辛抱しているといつか報われる」「人間、辛抱が必要だ」という考え自体は否定しません。
何かしらの縁があって入社した企業なのですから、我慢できないことがあればさっさと転職すればいいかというとそうではありません。
社会人とは我慢の連続です。駆け出しの20代であればなおさらです。
重要なことは、合理的な根拠のない3年という期間に囚われるのではなく、
「我慢すべきコト」と「我慢しても意味のないコト」を見極めることだと言えるでしょう。
