最近では、転職活動で企業応募する前に、情報収集やスキルアップ・ノウハウ習得につながる転職セミナーなどに参加する人が増えているようです。業界や職種に特化したものから、ワーキングマザーや、第二新卒、20代の転職希望者など、対象を限定し開催されるものなど色々なバリエーションがあるようです。内容的にも、ガイダンス形式の体験型セミナーも開催されています。
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転職セミナーと転職フェアの違い
よく「転職セミナー」と「転職フェア」は混同されがちですが、一般的に「転職フェア」とは、ターミナル駅周辺の大きな会場に、人材募集を行う企業(の人事担当者)と転職希望者が集結し、企業がブースを構え、興味をもった転職者がその場で面談を行い事業内容や仕事内容の詳細について説明を受けるというお見合い会のこと。電車の中の中吊り広告などでもよく案内を見かけます。主に、求人サイトを運営する会社によって開催されており、一度にたくさんの企業の話が聞けるので、業界や職種を問わないのであれば、たくさんの企業の情報収集を効率的に行うことができます。基本的に、その場で採用選考が行われることはなく、また、スキルアップやノウハウを習得につながるものではありません。
転職セミナーで転職スキルやノウハウを取得する
一方で「転職セミナー」は、主に転職支援サービスを手がける人材紹介会社や転職エージェントなどが主催するものが多く、「金融業界転職セミナー」や「語学力を生かした転職セミナー」といったように、特定の業界や職種などに特化した情報提供を目的としたものが多いようです。
こちらも、企業応募に直接つながるものではありませんが、転職を目指す業界や職種などがある程度固まっている人にとっては、外側からうかがい知ることができない業界の内情やトレンドなどについて、業界の裏側や詳細情報について精通したコンサルタントから詳しく説明を受けることができるので、機会があれば是非参加することをおススメします。セミナー後には個別相談会が実施されるケースもあるようです。
「初めての転職」「20代」に特化したセミナーも
転職セミナーの最近の傾向としては、上記の業界や職種に特化したセミナーだけではなく、第二新卒者や20代の転職希望者を対象に「初めて転職活動」に取り組む方のサポートをメインテーマにしたものも開催されているようです。昔と違い、新卒就職後に短期間で離職する人が増えていることから、学生時代の就活と社会人としての転職活動の違いや、初めての転職活動で陥りがちな失敗や注意点などについて学ぶことができるセミナーの需要が増えているようです。また、転職活動に必要なスキルやノウハウなどについて、ガイダンススタイルの体験型のものなどが人気イベントとなっているようです。
体験型で転職活動に必要な気づきを
ガイダンス型の転職セミナーとは一体どんなものなのでしょうか? 転職に必要なスキルやノウハウを体験型で学ぶことを目的としたものです。セミナー講師の話をただ聞いているだけでは、どうしても瞼が重たくなったりしますが、ガイダンスというぐらいですから、模擬面接で面接官役になったり、AIを活用した適職診断を受けたり、個人情報が特定されない範囲内で、同世代で転職を考える人たちと「転職理由」や「転職先へのこだわり」などについて情報交換出来たりと、気づきと学び得るために工夫されたコンテンツで構成され、気軽に参加できるのも人気の秘密だそうです。
まとめ
転職活動というものは、人生でそうそう何度も体験するものではありません。ましてや、初めての転職活動となるのであれば、いきなり出たとこ勝負で企業応募するよりも、まずはこういった転職セミナーに参加することを検討されることがおススメです。ほとんどのセミナーが無料で参加できる。
転職フェアや転職サイトで、どんなに希望に合致する求人を見つけられたとしても、採用内定を手にすることが出来なければ意味がないわけですから、情報収集と選考対策をバランスよく行うことが重要です。
