転職時の内定承諾の返事はいつまで?期間を延ばす方法&例文
第二新卒で転職活動の成果が実り、晴れて内定をもらったけれど、まだ気になる企業の選考が残っているという事態に遭遇することもありますよね。内定承諾の返事は、いつまでにした方がいいのでしょうか?内定承諾の返答期限について、ご紹介します。
内定承諾の返事は最長で1週間が基本
第二新卒の転職は、新卒時から勤務してきた企業で実績を積んだ上での活動となります。そのため、今までのキャリアを生かすことのできそうな企業を選び、転職活動を行うことでしょう。その努力が実を結び、内定の連絡が来ることも多いものです。しかし内定承諾の返事は、いつまでに行えばいいのでしょうか?
某人材派遣会社が企業の採用担当者に「どのぐらいの期間なら、内定承諾の返答を待つことができるか」という調査を行ったところ、約50%の担当者が「5日~7日」と答えたという結果が出ています。次いで、約25%の担当者は「2週間程度」との回答で、その他には「そのときの状況による」と答えたというデータも出ています。調査結果では、内定承諾の返事は「早い方がいい」と考えている企業が大半なことが分かります。もちろん、このデータの結果が100%だとは言い切れませんが、社会人のマナーとして、内定承諾の返事はすみやかに行うことが基本です。
内定承諾の返事は内定の連絡を受け取った後、7日後までには行うようにしましょう。しかし7日というのはあくまで目安ですので、「まだ7日は経ってないから」とむやみに延ばすことはしない方が賢明です。
企業側も、あなたの人格や実績などを認めて内定を出しています。また新しい人材を採用するために、ある程度のお金もかけています。さらに、内定承諾の意思表示をしないことには、業務に対する細かい話を進めて行くのは困難です。自分のことだけではなく企業側のことも考えて、可能な限り早めに内定承諾を行いましょう。
内定承諾の上手な延長の方法とは?
内定承諾を延長してもらいたい場合は、企業側にその思いを正直に伝えることが大切です。企業も内定承諾の延長希望者が出ることは予想しており、真摯に対応すれば快く承諾してくれることが多いものです。
ただし内定承諾を延長する理由のひとつとして、採用試験を受けている他企業からの結果が出ていないため、その合否が分かり次第、決断したいということがありますよね。新卒のときと同様に第二新卒の転職活動でも数社並行することが多いため、このような問題に遭遇することは大いにあり得ます。
ところが、その際に「他社の合否結果を待ってから、お返事をさせていただきます。」と素直に伝えることは、賢明ではありません。企業側に「うちに入社したいという気持ちが薄いのだろうな。」と解釈されたり、「この人ではなく他の人に当たってみようかな。」という気持ちにさせたりしてしまいます。第二新卒者は新卒のときのように学生の延長ではなく、立派な社会人だとみなされています。第二新卒であれば、相手側を不快にさせないコミュニケーション法を身に付けることも重要です。
他企業の採用結果を待って内定承諾したい場合には、「今後の仕事のことを含めて、家族と話し合う時間を持ちたいため、お返事を待っていただいても構いませんでしょうか?」などの伝え方をしましょう。また、1日か2日で返事が不可能な場合には、「一旦実家に帰り、両親と相談させていただきたく思いますので、しばらくの間お返事を待っていただけますと幸いです。」というような言い方もおすすめです。その際には、内定をもらったことの感謝と延長してもらうことの謝罪に加え、「何日までには返事をいたします。」と明確に申し添えることも大切です。
内定の連絡を受け取ったらすぐに「延長したい旨」を伝えることも重要です。封書などの方法で内定の通知が来た場合には、早めに採用担当者へ電話をかけましょう。電話の方が感謝や謝罪の感情が伝わりやすいですし、担当者もあなたの思いを受け取りやすくなります。企業側がメールでの連絡を希望している場合や電話がなかなかつながらない場合には、電話を受け付けた人に伝言を頼んだ上で、メールを入れておくと安心です。
内定承諾はできる限りスムーズに行おう
ほとんどの企業は正当な理由を伝えることで、内定承諾の延長を受け入れてくれます。ただし、その好意に甘えすぎてはいけません。なかには、求職者に気を使って「内定のお返事はゆっくりでいいですよ。」と言ってくれる採用担当者もいます。
その言葉を真に受けて、当初に約束していた返事の期日に連絡をしなかったり、他企業の合否結果に合わせて何度も内定承諾日の変更を申し出ていたりすれば、せっかくもらった内定が取り消しになってしまう可能性もあります。内定は、あくまでも内定です。あなたの態度や言葉などが原因で、思わぬ方向に転んでしまうこともあるのです。内定承諾における返事は、誠意を持った対応を心がけましょう。
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